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水曜日
2019年04月29日
【事業用賃貸】

騒音・臭気問題【賃貸物件編】

事業用のテナントでオーナー様の気になるポイントは、入居テナント様の事業の安定

(長期入居)もさることながら、飲食店やスタジオ利用などによる、近隣クレーム

対策です。臭気、騒音問題は個人の価値観に左右されることも多く、少しでもクレーム

で嫌な経験をすると過敏に反応してしまいます。

結果、好立地でありながら飲食店禁止や倉庫利用制限など、物件有効活用から遠ざかり

空室期間が目立つ物件にもなりかねません。

貸主、借主がともに対策を事前に思考することで活きた物件活用をしたいものですね。

臭気による問題・業種

臭いによる問題が一番多いのは飲食店、中でも中華料理店、鉄板焼き、

焼肉、焼き鳥は代表的です。(主に油・煙)

美容室やネイルサロンなど薬剤を使う業種やペットホテルなど獣臭も気にされる

事が多い業種といえます。

臭いの問題を解決するには吸排気(ダクト)工事による換気システム設備を整える

必要があります。

敬遠しがちな業種ですが、出店可能物件が少ないので、可能となればすぐに契約

という見方もあります。

特に焼肉店などはあらかじめ臭いや煙が出ることがはっきりとわかっているだけに

対策法も充実しています。

【壁面排気】
・壁に直接換気扇を取り付けるタイプ
【厨房排気】
・天井にダクトを通し、排気場所を選定し排出するタイプ
【屋上排気】
・屋上までダクトを伸ばし屋上から排出させるタイプ

焼肉店では無煙ロースターと言って、排気システムが組み込まれたグリルを使って

いることも多く、臭気クレームは意外と少ないと言えます。

排気・換気・吸気・空調ダクトを組み合わせ、室内の吸排気設備を整え、立地や

用途地域に併せたグレードアップ設備や飲食店可能への変更は有効的です。

騒音問題

近隣騒音問題は特に難しく、周囲の環境が変わったり、あとから問題が出てきたりと

管理会社・オーナー様を悩ませる事が多い案件ですね。

倉庫内での軽作業、店舗での人の出入り、営業時間の縛りなど、言葉でわかっている事

だけで解決しない問題もあります。

気になる人は室外機のファンでも気になります。

借主は契約前にできるだけ正確に音の大きさ、頻度について伝える必要があると同時に

対策についても検討する必要があります。

しかし、防音工事は高額となる事が多いので、なかなか賃貸物件では難しいケースが

多いようです。

近隣の状況や同業種の立地条件等の調査、あとは熱い思い。

これを理解してもらうしかありません。

疑わしきは契約保留が多いのは事実ですが、仲介業者をうまく利用し物件獲得を

目指しましょう。

まとめ

マイナスポイントは時にプラスに転じやすいと言えます。

アメリカのラスベガスは世界でも代表的なカジノ都市ですが、巨額のお金が動く

ちょっと怖い町かというと、アメリカの中でも治安はいいほうだという話を聞いた

事があります。

観光地の側面もあるので、安全でないと旅行者が集まりません。あらかじめわかって

いる問題に対しての対策が容易である事の最たる例ではないかと思います。

見えないクレームにおびえるよりも、見えるクレームに対し万全の対策をし、

貸主、借主協力して活きた物件活用をしていきましょう!

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