敷金と保証金の違い
敷金・保証金とは、一般的に賃貸契約における初期費用の一部であるという認識は
広く知られていますが、その言葉の意味、違いについてはよくわからない。
不動産屋に聞いても、「同じような意味合いです。」との返答が多いのでは
ないでしょうか。
では、違いは本当にないのか?少しだけ掘り下げて説明します。
敷金【債務保証担保金】
賃貸契約を結ばれた経験の方は説明を受けたことがあると思いますが、原則として
債務(家賃滞納など)がない場合、契約終了時、全額または、一部の金額が
返ってくるのがこの敷金です。
基本的には全額返金ですが、
特約(契約内容とは別で例外や細かい約束事など)などで敷引きや内装回復費用、
クリーニング費用などに充当される場合があります。
よくトラブルになるのが通常使用、経年劣化と過失による破壊や劣化の価値観の違い
ですが、経年劣化におけるガイドラインは国土交通省にて細かく設定されています。
通常使用範囲については、不動産屋さんに相談、確認し、返却時トラブルのおきない
ようにしましょう。
保証金【金銭消費貸借or債務保証】
基本的には、敷金と同じ性質を持つ保証金ですが、なぜ名称がちがうのか、
日本の習慣と地域差が影響しているようです。後述しますが法的な性格も若干
違います。
主に居住用賃貸では、関東は敷金、関西は保証金という名目でどちらも
債務保証(家賃滞納など)のために契約時預け入れします。
事業用賃貸(テナント・倉庫・工場など)では保証金名目が一般的ですが。理由
として、日本独自の習慣である建設協力金が転化したのでは?と言われているようです。
法的には
敷金⇒【債務保証】債務が発生した場合、これに充てる
保証金⇒【金銭消費貸借】主に借金やローンを組む時の契約様式
という違いがあります。
言葉として少し難しいので、契約時気を付けるポイントを見ていきましょう。
契約時気を付けたい3つのポイント!
『敷引きや保証金償却の有無』
返ってこない分がどれくらいあるか!○○ヶ月分や○○%など
ポイント2
『オーナー変更(貸主)変更があった場合の契約継承』
敷金⇒継承
保証金⇒継承されない場合があるので契約時要確認
(継承されない場合新たに敷金又は保証金を請求されるケースも!?)
ポイント3
『トラブルが起きるのは必ず返却時!』
賃貸物件は多くは中古物件になります。契約時の物件の状態をご自身で写真や書面に
して管理会社やオーナーと共有しておきましょう。
(借りるときの物件状態、返す時の条件、かかる費用の割り当てなど)
賃貸契約は契約期間も長い事が多いので契約時の口頭での記憶頼みは双方にとって
危険です。書面やメールなどに残す!そしてそれを共有することが大事です。
【ロコスト不動産】 お問合せ先⇒TEL:0562-85-3671

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2017年6月:日テレ特番【DIET VILLAGE/ダイエット・ヴィレッジ】出演