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水曜日
2019年10月05日
【アパート管理】

マイホームを建てたばかりなのに、転勤が決まってしまった。どうしよう?自宅を賃貸する際の注意点について考えてみよう!

暑かった夏もやっと終わりましたね。

エアコンのお世話にならずとも、気持ちのいい睡眠がとれる季節となりました。

これからのシーズン、ハロウィン、クリスマス等のイベント事が立て続けにあって、

あっという間に年末、そして新年がやってまいります。引っ越しシーズンの到来です!

これからの時期によくあるお問い合わせに、「転勤の期間だけ自宅を賃貸したい」

といったご相談があります。

この頃では、一定の契約期間を定めた「定期借家契約」を活用することで、

転勤などの期間だけ、他人にマイホームを賃貸することでの心配事が少なくなった

ことは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

「定期借家契約」を活用することで、転勤明けに、賃借人がマイホームを

明け渡してくれなくて、賃貸人が住宅難民となってしまう心配はなくなる訳です。

しかし、他人にマイホームを賃貸することでのリスクはその他にもたくさんあります。

マイホームを賃貸物件として貸し出す際の注意点について、一緒に考えてみましょう。

転勤の期間中に自宅を賃貸として活用したい。注意すべきことには、どんなことがあるのだろう?

弊社にて、マイホームを貸し出すなど、入居希望者の募集依頼いただく際には、

以下の事について、しっかりと説明させていただき、ご理解を頂くことにしています。

明日は、あなたもサラリーマン大家さんになるのかもしれません。

そんなあなたの一助となれたとしたら幸いです。

①大家としての責任
大家業を営む事業者となる事への理解を説明します。
賃料収入を得ることで発生する義務を理解してもらいます。
雨漏りの修繕などは、当然に貸主負担となりますが、給湯器などの設備の故障による
修繕も貸主負担となることをご理解ください。

②家賃未納のリスク
皆が約束通りに家賃を支払ってくれるわけではありません。
この頃では、未納のリスク回避のために、借主へ保証会社との契約を義務付けることが多くなっています。借主を紹介してくれる不動産業者には、保証会社との契約を
義務付けるようにお願いしましょう。

③原状回復のリスク
退去立ち合い業務に長年携わってきた感想として、人それぞれに普通の使用は違うという事です。ヘビースモーカーもいれば、部屋の掃除を全くしない人もいます。
退去時に部屋の汚い人ほど言いがかりをつけてきます。
喫煙の有無については入居時の説明や特約で注意を促すことはできますが、部屋の掃除については、個人差があってリスク回避が難しいところです。

④賃貸期間中のクレーム対応リスク
賃貸期間中、貸主は遠方に暮らすことになることが多いので、貸し手側でクレーム対応をお願いする先の確保が必要です。突然の設備の故障などに対応できる地元のガス会社、水道業者、電気業者等との付き合いがあれば安心して任せられることでしょう。
頼れる地元の業者がないようであれば、不動産会社へ管理業務を依頼するといった選択もあります。

⑤住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の確認
住宅ローン控除の適用を受けている方が、自宅を賃貸する場合は注意が必要です。
住宅ローン控除は、居住用の家屋を新築または取得した人が享受できるものなので、居住していることが要件となります。よって、転勤期間中に賃貸して家賃収入を得た場合は、自宅として居住していないため、要件を満たさないことになります。
過去に、相談者が住宅ローン控除の適用中だったために、銀行へのペナルティー等の
確認を促したところ、その銀行では借り換えを強いられることはありませんでした。
尚、単身赴任で自宅に家族が残った場合は、当然に住宅ローン控除は適用されます。
また、家族で転居した後、控除の残存期間中に再入居であれば、控除が適用されます。
この記事を書いた人
山端 徳幸 ヤマバタ トクユキ
山端 徳幸
不動産業務に従事して、22年になります。
不動産にかかわるお困り事は千差万別です。 セカンドオピニオンを求める先として、皆様のお力になることができれば幸いです。
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