【介護予防】研究の総本山!国立長寿医療研究センターの「ロコモフレイルセンター」について調べてみました。
2週連続で、母親を国立長寿医療研究センターへ連れて行きました。
眼科と整形外科で診てもらう日だったので、たくさん待ち時間がありました。
暇を持て余した私は、普段見過ごしている眼科受付前のパンフレットを手にしてみました。
「ロコモフレイルセンターのご案内」
以前より、院内で「ロコモフレイル」の文字を見かけてはいたのですが、
ぼんやり眺めるだけで、何のことだか全く理解していませんでした。
パンフレットによると、高齢者の心とからだの自立を促進し健康長寿社会の
構築に貢献するために、2017年4月にロコモフレイルセンターは開設されました。
本日は国立長寿医療研究センターのロコモフレイルセンターについて学びます。
老化に伴い筋力が低下している状態( フレイル)は、健常と要介護の中間的な状態。要介護に移行するリスク が高い一方、適切なケアによって健常な状態へと戻る ことが可能だといわれています。
先ずは耳慣れないことば、ロコモフレイルについて勉強します。
ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは、
運動器官(骨、軟骨、関節、椎間板、筋肉や神経など)の障害のために
移動能力が低下している状態のことを言います。
いつまでも自分の足で歩けるように運動器官を長持ちさせ、
ロコモを予防し、健康寿命を延ばしていくことを意識しなくてはなりません。
フレイル(虚弱・衰弱)は、老化に伴い筋力が低下している状態のこと。
フレイルは、健常と要介護の中間的な状態で、要介護に移行するリスク
が高い一方、適切なケアによって健常な状態へと戻る
ことが可能だといわれています。
また、身体機能の低下だけではなく、加齢に伴い心身が衰え疲れやすくなり、家に閉
じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指します。
ロコモ・フレイルのいずれも、そのまま機能の低下が進むと介護が必要と
なりやすい状態です。
ロコモ・フレイルの主な原因として、特に重要でまだ研究診療体制が世界的
にも不十分な疾患として、加齢による筋肉量の減少(サルコペニア)
があります。
ロコモフレイルセンターでは、
ロコモ、フレイル、サルコペニアという3つの観点から、
要介護にならないようにするにはどうしたらいいのかを考えていく外来です。
多方面の専門家が協力・連携して行う総合診療システムで、高齢者の健康寿命を延ば
すことをお手伝いします。
〇転びやすくなった
〇疲れやすくなった
〇歩くのが遅くなった
〇理由もなく痩せた
〇引きごもりがち
〇5分前の事が思い出せない
等の症状を感じていらっしゃる方には、受診をおススメいたします。
ただぼんやりと、加齢のせいだとあきらめることなく、たくさんの専門家の知恵を
借り、適切なケアを受けることで、幸齢者として健康で充実した人生を
送れる様に努力しましょう。

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